TACKLE TIP Feb 15

2021.02.18

bigeye

 

さて一部の川では解禁となって、いそいろ情報が入ってきていますね! 私もそろそろラインを手入れしリーダーを交換し、とりあえず使いそうなフライを巻く…といういつもの準備が始まります。

 

今回アドバイスしようと思うのは、フライラインの選び方です。かつて簡単だったこの作業が、じつは今とても難しい。#5ライン1つ取ってみても、基準どおりの標準的なものから、実質上#7 相当のものまでさまざま。フライロッドもそうです。昔ながらの#5の硬さのものから、実質上 #7 相当の硬さのものまであります。つまり、ロッドの硬さとラインの重さに関する基準が、どちらも大きな幅を持ってしまっているのです。悪夢となるのは、両端の組み合わせをしてしまったとき。昔の柔らかい5番ロッドに、現代の重い5番ライン(実際は7番相当)を乗せてしまうと、最悪の場合は普通に投げていても折れてしまう可能性があるし、逆に硬いロッドに軽いほうのラインを乗せてしまうと、ぜんぜん乗らない感触になってしまうかも。

 

IMG_7210

 

この釣りを真剣にやろうという皆さまはぜひ、AFFTA規格チャートをダウンロードしてプリントアウトしておいてください(覚えておけばなお可)。これが、フライライン先端9メートルの重さで、シングルハンド用フライラインの基準となっています。だいたいライトラインの域内では、20グレイン(1.3g)刻みで番手が上がっていきます。このチャートは、ごく普通の硬さのフライロッドで、快適に使えるライン重量と考えて良いでしょう。これを基準にして考えましょう。謎のメーカーのものを除き、だいたいのフライラインは先端30フィートのグレイン重量が記載されています。それをチャートと照らし合わせ、果たしてこれは重めのラインなのか、標準的なラインなのか判断する。次に、ご自分が使いたいフライロッドの硬さが、標準的なのか硬めなのか、それとも軟らかめなのか確認する。ちょっと硬めであれば、実質上1番手重いフライラインを組み合わせるのが良いでしょうし、硬いロッドに軽めのラインを組み合わせれば、幅の狭い速いループを繰り出せることも期待できます(ロッド操作は難しいけど)。

 

AFFTA_weight

 

ちなみに私はといえば、3番までのタックルはおおむねDTを使っています。DTはあまり工夫のしようがなく、だいたいはAFFTA基準に合致していますし、飛距離が出ないといっても渓流や川ではそれほど投げませんから大丈夫。難点といえば、ずーっと太いのでリールに巻くとかさばることくらいでしょうか。飛距離も求められる5番以上はウエイトフォワードを使いますから、上記のチャートをかならず参照して製品の選定をしています。私はどっちかといえば保守派で、番手通りの製品が好みであると申し上げておきましょう! 悩んだら……ぜひ商品知識豊かなプロショップに訊いてください! 実店舗は、その存在意義の1つが、タックルのマッチングに関してアドバイスを行うこと、になってきたようにも思いますから……。自分にあった、バランスの取れたタックルを使うことの至福は、フライフィッシングならではだと思います! 

 

 

東 知憲

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