CASTING TIP Oct 31

2020.11.02

bigeye

 

けっこう苦手なオフショルダー・キャスト!

 

 

ポイントの位置、風向き、流れの具合などによって、フライを利き手と反対側に通してキャストする必要は必ず出てきます。これができないと釣りの範囲が大きく制限されると言ってもよいくらい、決定的に大事。しかし同時に、インストラクターの指導なしでは、習得に時間がかかるテクニックでもあるのですよね。ここでは、3つのことだけに注力して、来期のプレゼンテーション向上を目論みます。

 

オフショルダーが難しい理由は簡単で、自分の腕と反対側にフライを通す場合

1) 腕が体でブロックされ、動かせる範囲が狭くなりがち

2) ロッド先端の軌跡管理が難しい

からなんです。

 

どうしても、利き腕の付け根から遠いところで手を動かすことを強いられるので、こういうことになります。ループが二次元的に畳まれず、ぐねりとずれるように前に伸びたり、トップレグ(ループの上側)がへこんでしまったり、まったくループにならなかったり、という現象がよく生まれますね。

ではどういうことを心がければ、質の高いオフショルダー・キャストができるのか? ヒトツ、すべてのは土台から。キャスティングの場合は、バックキャストのストップ位置をどこにするか、ということが大きな土台です。オフショルダー・キャストの場合、その位置は通常のキャストの場合よりも「ちょっとだけ後ろ」にしてやるのは大きなコツ。ご自分のいつのもキャストでロッドストップ位置を確かめ、オフショルダーの場合はそれよりも後ろにズラしてやるのはとっても有効です。あんまり顔の前や体の前にバックストップ位置を設定しないほうがいいです。バックキャストの位置を後ろにずらす→次に行うフォワードの「押ししろ」が前方にできてくる、というわけですね。

 

OFF-Sh

肘を張り出させてロッドを傾け、逆側の肩の上を通します

 

 

フタツ、肘から手までの前腕部とロッドがなす角度をチェック。ロッドの向きと前腕部の向きは、基本的に一直線上になるようにしたほうが、ティップの動き管理がシンプルになります(上の写真を見てください)。ロッドと前腕部にいくらかでも角度が付いていると、とくにリストダウン動作時にティップがねじれて動き、ループがヘンになります。

 

ミッツ、フィニッシュ時の手の位置が、きちんとターゲットにつながる面の上に来ているかチェック。オフショルダー動作でロッドティップを一直線上にうまく動かせたとした場合、フォワードのストップ位置は体から相当離れた、不自然とも感じられる位置に来るはずなんです。それが、体の比較的近くにある場合、たぶんループの品質はあまり良くないと想像できます。

 

ホントは皆さんとお会いして、チョイチョイと修正すれば見違えるくらいにループの質が良くなるのはわかっているんですが……こんなご時世なのでいつもより難しくなってきています。ぜひ上記ヒントをご活用ください。ロングティペットのナチュラルドリフト釣りでも、海釣りでも利きますよ!

 

 

 

東 知憲

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