スイング&ドライ— 下山日記

2020.07.22

Shimoyama_Profile

 

 北海道もシーズン最盛期を迎えました。今年はコロナウィルスの影響もあり、海外からのお客様が皆無、本州からの釣り人も交通機関の減便で釣りに来るのは困難な状況にありました。そんな中で、普段なかなかご一緒出来なかった地元のお客様や友人と、ハイシーズンに釣りを楽しむ事ができています。

 

 本流をボートで下りながら、ここぞと思うポイントで釣りをするのは、なかなか贅沢な気分になります。時間配分を考えながら、川底の様子や普段渡ることの出来ない対岸の様子を見ながら流れに乗り目的地まで下って行くという感じです。ボートを止めるのは、ある程度の水深があり、流れが早くも遅くもない丁度良いスピードで、大きい岩や障害物があるポイントです。そんなポイントでボートから降りてフライをスイングさせて釣り下る。それの繰り返しがラフトボートの釣りです。「思った以上に水深がなく釣れなかった」「少し流れが早かったから魚が付きにくい」「こんな大きい岩があって良いポイントだった」等、反省や発見をしながらポイントを替えていくのも楽しいものです。

 

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 北海道の盛期と言えばヒゲナガの釣りと言っても過言ではありません。川面や川岸には、沢山のヒゲナガが舞っています。結んだフライは、だいたいヒゲナガウエット。コックデレオンをウイングにして、ヘッドをマドラー仕立てにした最近お気に入りのウエットフライです。私は、どんなフライでも立体的に仕上げることを念頭において作成しています。水流を受けた時に動きを生むためです。イメージどおりフライが完成してフライの動きを確認すれば、あとは魚を掛けるだけ。

 

 

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 フライもイメージですが、釣りをしている時もイメージが大切です。適当に投げて流しているだけではありません。魚の定位しているポイントを想像して、どこに投げてどう流せば、魚がフライを発見して咥えてくれるかを絶えず考えています。スイングの釣りは水面下なので目に見えない部分が多くなります。だからこそイメージどおりのポイントでアタリが来ると、計算通りに魚を釣ったという格別な気分になるのです。これからの本流は、スイングの釣りが楽しめる季節です。是非みなさんも、思い入れのあるフライを作成し、この釣りに没頭して頂ければ幸いです。

 

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ドリーバーデン店主 下山巌

SIMMS & Scott Pro Staff   

 

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