CASTING TIP May 25

2019.05.23

Higashi_portrait

 

こんにちは、久しぶりのキャスティング・スポットレッスンです。急に季節が進んだので釣りが忙しく、なかなか帰宅できませんし、他の皆様もよいコンテンツを投稿されていらっしゃるので、間が空きました。

 

たまには釣れました

Iwana2

 

さて、何名かのフライフィッシャーさんの釣りに同行して気づいたことがあります。まず、普通の状態にある渓流魚にはフォルスキャストの回数を抑え、ミスキャストもできるだけなくし、1発のプレゼンテーションで決める心構えでいないと、投げ続けていくうちにどんどん魚の気持ちがこじれていくのはご承知のとおりです。精度の高いキャストを決めるためには、つねに安定したループの形を作ることができるのが必須。ループの上側(トップレグ)の形が不安定ですと、意図通りのフライの落ち方は期待できません。

 

それとも関係するのですが、日本の渓流でよく使われるタイプの「深く曲がるロッドは、角度を大きく振ってやらないと釣れるループができない」ということは、頭で分かっていながらも手の動きが追いついていかないという感じが、皆さんの間にあるようです。どうも、フライが上からフワンとしか落ちていかない。投げたフライをすぐ見失ってしまう、という方は、ちょっとこの調整を試してみて欲しいのです。

 

簡単に言うと、2点あります。

1) グリップを握る手の位置を、リールに触るギリギリまで下げて握ってみる。

2) ラストのプレゼンテーションのとき「だけ」、がっちりとリストを閉じる。

 

一般的な握り位置

Cast01-1

 

 

握り位置をギリギリまで下げ、一杯までリストダウンした状態

Cast02-1

 

上の写真で、ロッドの止まる位置が大きく違ってきているのがお分かりでしょう。握っている位置をたった2センチくらい移動させるだけで、ロッドの振り感覚もまったく変わってきます。私の師匠のメル・クリーガーも、ライトラインに関してはリールギリギリを握る派でした。ロッド先端部の重さを感じるくらいのほうが、下まで振り抜くためのプラスになるでしょう。力を入れるべきでないフォルスキャストのときは、フォワードのストップはナチュラルリスト状態までにしておいて、プレゼンテーションのときはややパワーを増し、手首が許すところまでロッドを振り抜く。これだけでずいぶんとフライの飛び方が変わってくる、という人が多いです。

 

曲げたロッドティップを、投げたいポイントめがけて動かしてくるイメージを忘れないようにしてください!

 

 

東 知憲

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