スコット F が再誕生 – RANDOM CASTS

2018.08.11

Higashi_portrait

 

米国フロリダのオーランドで行われたIFTD(国際フライタックル・ディーラーショー)に行ってきました。ソルトのメッカですので、淡水フライロッドの展示は比較的手薄、ツーハンドに至ってはほとんどナシという状況だったと思うのですが、その中で気を吐いていたのがスコットの新生Fシリーズです。プロダクション・メーカーの中で唯一、45年間にわたってほぼ中断なくグラスロッドを製造してきたこの会社が作り出す製品は、時代にあった変化を織り込みながら、「近距離を効果的に楽しく釣る」という軸へのブレはぜんぜんありませんでした。

 

Glassrod_past

 

新Fシリーズ最大のニュースは、素材をユニディレクショナルS2グラスから織りのEグラスへ戻すことによって(すなわちローモジュラス素材の再採用)グラファイトとの差別化をさらに進めながら、フェルールを含めた各パーツを練り込むことで軽くスッキリとしたアクションができていることです。ウーブンEグラスを使っている高品質ロッドメーカーは、他はトム・モーガン・ロッドスミスしかないのでは。

 

NewF

 

 

デザイナーのジミー・バーチから細かな情報が入ってくるのを待ちたいと思いますが、ショーでキャストをしてみた感じでは、すべてのモデルに明確な用途が感じられる個性的なラインアップでした。もちろんスコット伝統の5ピースも忘れずに用意されています。カラーもブラウンではありますがかつてとは違う、明るめのカラー。表面に色をつけているのではなく、レジンを特注してありますので深い色合いです。

 

東 知憲

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